「星空ゆうゆう散歩」に行ってきました

梅雨の時期は観測が出来ずストレスがたまります、気分を変えてプラネタリウムでの星空観測は如何ですか・・・

「星空ゆうゆう散歩」に行ってきました

都々逸

「かわさき宙(そら)と緑の科学館」(旧川崎市青少年科学館)のプラネタリウムを訪れました。この施設は元々主に子供向けの教育施設ですが、高齢化を反映してか今回は平日に月1 回のシニア向けプラネタリウム投影会でした。
1.講師について
講師は、國司 眞(くにし まこと)さん。國司さんは元々川崎市科学館職員の傍ら、NHK ラジオで「子ども科学電話相談」」の天文・宇宙の担当をされていました。(因みに無着成恭さんが出演されていたTBSラジオ「全国こども相談室」とは違います。)國司さんは現在、跡見女子大講師のほか、科学館で月1回「星空ゆうゆう散歩」を担当されています。子供たちにも優しく語りかける國司さんに惹かれ、昔子供を連れて科学館によく通った思い出があります。
2.入場受付の様子
開演は13:30 でしたが、國司さんの投影会ということで2 時間前には既にチケット購入の列ができ、30 分前には100 名ほどが入場待ちをしていました。(シニアならでは?)因みに私は川崎市から頂いた「かわさき福寿手帳」(所謂介護手帳)にて無料で入場することができました。入場受付時には説明書のほか「水平コマ型日時計」の作成用紙も配布されました。尚、國司さんは月1 度のテーマのため毎回説明書を更新されてます。
3.プラネタリウムのテーマ
今回は、6 月10 日の時の記念日に因んでテーマは「日時計と星時計」。さて、プラネタリウムの投影は、2035 年9 月2 日から始まりました。そう、この日はご存じの通り「日本で皆既日食が見られる日」。ここを起点に太陽基準の「時」、恒星基準の「時」の説明が展開。太陽基準の「時」は、地球は海の満ち引きにより自転速度が変化し、1 自転に要する時間が24 時間1分だったり、23 時間59 分だったりするそうです。これをプラネタリウムのシミュレーションを使っての説明がありました。また、他には時を刻む時計の種類として日時計、水時計、原子時計等の説明も聞くことができました。
今回はシニア向けでやや難しい内容だったこともあり、隣の席のご婦人は眼を瞑り終始お休みになっていたようでした。
最後に、國司さんは2035 年の日本での皆既日食についても再度触れ、観測地を海上から雲を避けるか、直前の天気予報を見て地上にするか、今から楽しみにしているそうです。


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