投稿では「星谷寺の七不思議」と併せての内容でしたが、画面の関係で抜粋して紹介いたします。
【湘南台プラネタリウムの最新番組】
千年竜王
星谷寺の帰りに湘南台プラネタリウムの一般投影開始の10分前に湘南台駅に戻れたので観てきました。
タイトルが「世にも不思議な星空物語」で、今日は不思議に巡り合わせが続く日と思いました。投影時間は約50分でした。前半と後半に分かれていて、前半は冬の星座を職員が生解説、後半がプロジェクタ投影での物語でした。
ちなみに投影機は、五藤光学製の「ケイロン」で、星はきれいな点像になり色も分かります。ただし今回のテーマでは、最大の1000万個の星の数は出てきませんでした。
後半のストーリーは、星座を決めるときに消された星座の話で、主役はプトレマイオス(ギリシャ語読み、英語読みはトレミー)でした。2世紀前半の人で、かつ我々には88星座の元祖である48星座を作った人です。特に黄道12星座は、今では「星占い」で生活になじんでいます。このプトレマイオスが、ふらりと現代のソロキャンパーの前に現れて、名前が消えた星座巡りの旅でした。名前が消えた星座は、現在はすでに27にも及びましたが、ここのプログラムでは6例ほどの紹介と話でした。その中でも、南半球にある星座の紹介の時に大マゼラン銀河&小マゼラン銀河が、星座であったときの解説では、なぜか一瞬で大マゼラン銀河の中を旅して戻ってきます(ワープより早い)。現在の星座88個は、国際天文連合が設定したものでした。プトレマイオス以降でもラカイユ、バイエルなどは、設定した時の社会情勢などを踏まえたようだと説明がありました。千年竜王も子ども会の雨傘番組用にクイズを作ってありました。その中にも出てくるものがいくつかありましたが、改めてこのプラネタリウムの番組から思い返して考え巡ることが出てきました。もう一度、前のクイズを作り直してみようかと思いました。