会報星くず362号(令和2年2月発行)から会員投稿記事をご紹介します。
日 時:2020 年 1 月 29 日(木)
場 所:富士山麓 広い方の広場
参加者:Y
状 況:梅雨のような雨天続きの 1 月ですが、パンスターズ彗星 C/2017-T2 が 2 重星団近郊を通過するチャンスを狙い、富士山麓に行きました。
最近は時間休なるものを利用できるようになり、15 時から現地に向かう事ができました。御殿場を過ぎ 152 号に入り自衛隊を過ぎると、路肩は除雪された雪がだんだん増えて来て、富士山入り口あたりが、除雪の雪が一番多く、富士登り口に向かうに従い、雪の量は減り、富士山麓に着くころにはほとんど路肩には雪はありませんでした。
最初に山側の駐車場へ行きましたが、北側は林が近く、パンスターズを狙うには適してないため、広い広場に行きました。夕暮れまでは数台の観光客が居ましたが、18 時にはすっかり誰も居なくなり、富士と対面するには絶好の環境となりました。
いよいよ撮影開始ですが、月例 5.2 日の月が明るくて、やっと月が沈む 21 時過ぎにはすっかり暗くなりましたが、やはり明るい。富士宮の街も見え、きれいな夜景も見える皮肉な状況です。
肝心のパンスターズ彗星は 2 重星団の直下に撮影することはできましたが、あまりにもショボい。
しかし、2 重星団があるおかげで何とか写真にはなるようです。 22 時には撤収して 0:07 分にはお風呂にも入り就寝、31 日は通常勤務が可能でした。