横浜の空は明るくて、”満天の星空”というわけにはいきませんね。
そんな横浜でも楽しめる 国際宇宙ステーション(ISS)の撮影方法について 会員から投稿いただきました。
撮影は夕方あるいは明け方
ISSは、明け方や夕方、空が暗くなったときに、ISSに太陽の光が反射すると見ることができます。
用意するもの
カメラ、三脚
お好みですが、レンズは広角の方が街の風景も入っていい感じになります。
まず、ISSはこんな感じで見えます。
ISSの明るさはときどきで変わりますが、夜空をスーッと動いていく様子は変わりません。
(PC推奨 スマホは横に向けてフル画面にしてみてください。)
それを写真で撮ると星は点、ISSは線になります。
ISSを見るための情報
ISSを見るための情報は、JAXAで調べることができます。
「きぼうを見よう」宇宙ステーションきぼう 広報・情報センター JAXA
こんな感じでISSが通る時間と方向と高さがわかります。東西南北や角度はスマホのアプリでも調べることができるので、三脚にカメラを固定してISSが通る方向と高さの方向へカメラを向けて撮影します。
まずはテスト撮影してみましょう。
ピントを調整します。フォーカスをMFにして、ピント調整します。ピントは星にあわせます。ピントリングがずれないように、サージカルテープなどでリングを止めておくとピントずれ防止になります。軽く留めればOKですよ。
ピント調整が終わったら、カメラをISSが通る方向へ向けます。そうしたら何枚か撮影して星や景色の写り具合を確認してみましょう。
撮影するときの注意がもう一つありました。リモートスイッチやリモートコントローラーがないときは、シャッターはセルフタイマーにして押した方が写真がブレずに撮影できます。今はどのカメラもスマホとBluetoothで接続できるので、それで撮影してもOKです。
いよいよISSが見えてきたら、1枚だけではなく、何枚か撮影してみてください。
リモートコントローラーやカメラにタイムラプス撮影ができる機能がついていたら、タイムラプスも試してみてください。
比較明合成で完成
タイムラプスで撮影した画像を比較明合成するとこんな感じになります。
(画面をクリックすると拡大表示します。)