第12回 「星の村天文台 星まつり2024 」報告

千年竜王

福島県田村市のあぶくま洞に隣接している星の村天文台で、6月7日~ 9日に開催した「第 12回 星の村天文台 星まつり2024 」に、かみさんと行ってきましたので報告します。事前配布のパンフレットには、望遠鏡メーカー及びショップ、同好会などの天文関連のお店とその他の出店数が33にものぼり、なかなかの規模でした。

【最初に】                                          私の星空案内人仲間は昨年より出展しましたが、今年の4 月に出展しますと連絡を受けたので私も行きたくなり、かみさんと相談し急遽宿と電車及びレンタカーの手配をしました。最寄りの郡山駅は、昨年1月会津若松と只見に行った時から約1年半ぶりになりました。  今回も新幹線の都合で時間が取れなくて、郡山駅ビル横の商業施設にあるプラネタリウム(地上高世界一にあるプラネタリウムでギネスになっている)の番組は見ることが出来ませんでした。    普段から郡山近辺ではなく会津方面での会合や学会が多いせいか、星の村天文台近くには宿泊場所が少なく、既に事前で動いていた方や常連さん達に押さえられており、それでも昨年廃校を改装し宿泊施設になった宿を取ることが出来ました。またそこから会場まで約 4Km 、車で20分の近い方だとおもいました。宿泊代も素泊まり1泊¥5000/人、食事もコンビニ及びスーパーの弁当、新幹線も限定割りの30%Off 、レンタカーも早割で取れ、少しはリーゾナブルになりました。それでもかみさんはぶーたれていましたが、旅行?(私が勝手に思っているようですが)になりました。

【星の村天文台について】                                  あぶくま洞は標高640mくらいで、後から星の村天文台が併設させてもらい、それでもってお互い共存していると言っても過言ではない場所にありました。天文台は山頂にあり、風雨と雷は強烈なものがありそうと思いました。実際去年の星まつりは、風雨で星も見られなかったそうです。

天文台には目玉の65cmカセグレン式望遠鏡が備え付けられていました。望遠鏡は、東日本大震災で土台から落ちましたが、募金などで復興し新しい物が据え付けられて活躍していました。以前のものは、一階入口横に展示してありました。それ以外にプラネタリウムの上映と太陽観測ツアーがフリーチケットで見ることが出来ました。写真は駐車場から見た 全景です。普段より公開はもちろんのこと、夜間観測会や宿泊を伴う企画もあるそうです。


併設のあぶくま洞は、8日の土曜日午後に行きました。私は初めてでしたが、かみさんは 2 回目で前回より整備されていると言っていました。梅雨が始まっていなかったため、鍾乳洞内はそれ程多く浸水や天井からの水滴も多いとは感じませんでした。鍾乳洞としては山口県の秋吉台よりは小ぶりですが、それでも私は十分堪能することが出来ました。一般コース(¥1,200)の所要時間は約40分でしたが、あまりにも階段が多くて、ご年配にはかなり厳しい(失礼!)と感じました。

【星祭り2024のスケジュール】

★6月7日(金曜日)                                                           17時から主催者の挨拶。その間我々は各ブースを見て回りました。 

★6月8日(土曜日)                                            朝9時半から開会式。我々はフリーチケット(¥1,000)を購入し、10時からプラネタリウムの番組を1本見ました。その後「組み立て望遠鏡作り」が小学生とその家族向きに開催しているのを横目で見ながら、ズレ落ちた65cm望遠鏡の展示を見て、ドームの「太陽観測ツアー」に参加しました。その後各ブースが持参した太陽望遠鏡を覗き、購入予定品を探し歩き情報収集していたら昼食になりました。午後2時からのビンゴ大会に参加。午後3時過ぎあぶくま洞に入り、晴天で少し日焼けした体を天然クーラーで休ませた後、再度会場に戻りました。

★6月9日(日曜日)                                             9時より閉会宣言。帰りの新幹線の都合で、それには参加せず帰宅しました。会場の駐車場は車中泊やキャンプも可能であったためか、常連で望遠鏡持参の強者共は幕営していました。次回は、こちらを巡り情報交換もいいかと思いました。食事や飲料については、キッチンカーなどの臨時のフードショップも出ていましたので、昼食や夜食には特に食いっぱぐれはしないと思いました。                                              また天文台スタッフは、宿泊場所に天文台内の研修室があてがわれていたようで、布団が敷きっぱなしになっていました。                                           それ意外のことについても、特に不便をきたさないように感じました。


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