外出自粛の成果!? クラブの中でもベランダ電子観望やベランダ天体写真で盛り上がっています。
今月の会報星くず(2020年09月号)の中から記事の一部をご紹介します。
撮影用のソフトは、4 月からオープンソースの N.I.N.A. A.(「ニーナ」だと思います)を使うようになりました。それまでは AstroPhotography Tool APT )を使っていましたが文字が小さく見にくいことや、ピントが合わせづらいことなどから、変更しました。これ一つで、カメラ、赤道儀、フィルターホイールを管理し、導入、オートソルブによる位置合わせ、撮影(フラットも)まで何でもできます。日本語表記ですし、なにより無料です。ステラショットと同じことは全てできると思います。ただし多くの場合、導入はやは り無料のステラリウムを使っています。
画像処理ソフトはちょうど1 年前から、 PixInsight にしました。ステライメージ 8 を使っていたのですが、 CMOS カメラを導入したときに、 FITS ファイルのバッチ処理ができないことが分かりました(現在はできるようです)。そのためコンポジットはDeepSkyStacker(DSS) を使うようにしましたが、今度はホットピクセル除去がうまく動かないことが分かり、困り果ててこれを選択しました。英語版であり、機能が多く、操作法が斬新で敷居が高かったのですが、ようやく少しずつ使える ようになっています。慣れればこれ 1 本で何でもできそうです。